ウマの耳ってどんな形? 今年の干支を粘土で造形!こもれび新春造形教室を開催<しみん先生>

ご近所

地域の人が、また違う地域の誰かに教える「しみん先生」。 2026年最初のしみん先生教室は、高城満丸(みつまる)先生による造形ワークショップ。

今年は、60年に一度巡ってくる丙午(ひのえうま)の年。そんな特別な干支になぞらえて、お題はウマを粘土で作ってみること。 みんな同じテーマで取り組んでいるはずなのに、立て髪の色から足の形まで、出来上がったウマは十人十色。 当日のようすとあわせて、完成した作品の一部を紹介します。

しみん先生とは?
駒沢こもれびプロジェクトで自分の持っている小さなスキルを、思いと志を持って地域の人に還元していく先生のことです。

左:しみん先生の高城満丸(まんまる)先生

手を使うことの楽しさ

子どものアトリエ教室を50年以上続けてきた高城先生。みつまると読む名前も、生徒たちからは親しみを込めて「まんまる先生」と呼ばれています。 自身も木彫りの彫刻家である先生が、なにより大切にしているのは、手を使ってものを作ることの楽しさです。

子どもたちは頭の中で、常にさまざまな想像を働かせています。その思い描いていることを、手を使って形にしていく。その体験は、とても大切な行動です。

見て、触れて、試してを繰り返す。粘土は、そのための素材としてうってつけです。色を混ぜてこねたり、形を探りながら作っていくうちに、知らない間に夢中になっていきます。

当日は保護者の参加も! 年齢に関係なく、ただひたすら手を動かし続ける姿は、まさに無我夢中。 会場には、静かで心地よい“集中の時間”が流れていました。

馬を特徴づけるパーツって?

完成形をあらかじめ定義せず、自由に造形させるまんまる先生。ただし、ところどころで子どもたちに問いかけを投げかけます。

満丸先生
  • ウマの立て髪は、どの位置から生えている? 首から? それとも頭のてっぺんから? 
  • ウマの耳は、どのくらいの大きさかな?

あらためて聞かれると、思わず考え込んでしまう質問ばかり。 無心でこねる時間と、一度手を止めて考える時間。その二つを行き来しながら、あっという間に時間が過ぎていきます。

白い粘土に色をつけるときのコツは、「おせんべえ」と「餃子」。 まずは粘土を丸めて押しつぶし、平たいおせんべえを作ります。

そこに、好きな色の絵の具を豆粒ほど。 おせんべえを半分に折れば、餃子の完成です。あとは、こねて色をなじませるだけ。 身近な例えに、子どもたちもうなずきながら挑戦します。

無我夢中の1時間半

完成したウマたちは、どれも個性豊か。 白馬を基本にしながら、立て髪を大きくなびかせたもの、マーブル模様の尻尾を持つもの、蹄を丁寧に作り込んだものなど、同じ粘土と絵の具から生まれたとは思えない仕上がりです。

粘土と絵の具と、そして自分の手だけで過ごした1時間半。 教室が終わると、「次はなにを作るの?」と、さっそくやる気いっぱいで質問してくる参加者の姿もありました。これには先生も思わず苦笑い。

手触りと集中の時間。 手を動かしてものを作る楽しさが、参加者一人ひとりの中に、しっかりと残る教室となりました。

高城満丸(みつまる)先生

こどものアトリエ・アトリエベスト」主宰

東京都生まれ。武蔵野美術大学彫刻科卒業。木彫を中心に制作を行う彫刻家で、「こどものアトリエ・アトリエベスト」を主宰。愛称は「まんまる先生」。1975年に4人のこどもたちと始まったアトリエは、現在も多くのこどもたちが集う場として継続中。

『今日の駒沢』編集部

駒沢エリアの情報を発信するウェブマガジンの編集部です。駒沢大学駅に隣接した商業ビルの運営・施設管理・テナントへの賃貸業務を26年、株式会社イマックスが、駒沢エリアに住む人、働く人、活動する人…とたくさんの市民の方々と一緒に運営しています。「駒沢こもれびプロジェクト」を通じて、駒沢エリアに関わるすべての方々に役立つ情報を発信しています。