
カウンターの向こうからふわっと香るエスプレッソ。そこに立つのは、駒沢にあるカフェ「vicinato(ビチナート)」のオーナー・野阪さんです。今回のこもれび記者は、小学3年生の南雲柚希ちゃん。将来の夢は“小説家”。「自分でも取材をして記事を書いてみたい!」と、この夏の取材企画に挑戦しました。
Q1. 仕事内容を教えてください。
野阪さん エスプレッソをいれてお客さんに出しています。
Q2. お店をはじめようと思ったきっかけはなんですか?
野阪さん いろんな人が交流できる場所を作りたかったからです。イタリアにはエスプレッソバーが町のいろんなところにあります。近所の人同士でエスプレッソを飲みながら話をする文化を東京でも作りたいと思いました。
Q3. 駒沢でお店をはじめたのはどうしてですか?
野阪さん 2年間、お店ができる場所を探していました。この物件を見た時に町の雰囲気もいいし、建物が木造二階建てで、一目惚れしました。
Q4. お店の名前をvicinato(ビチナート)に決めた理由は?
野阪さん vicinato(ビチナート)の意味は、イタリア語で”ご近所”という意味です。近所の方が毎日来てくれるといいなと思ってつけました。
Q5. イタリア語は話せますか?
野阪さん イタリア語は全く話せません(笑)。「ご近所」というイタリア語を検索したらvicinatoという言葉と出合い、すごくいいなと思ってお店の名前にしました。お店のメニューには少しイタリア語を使っています。プリモやジョルモといったイタリア語を使っています。
Q6. コーヒー屋さんをしていて楽しいことはなんですか?
野阪さん このお店は話をして交流する場なので、お客さんと話をするのが一番楽しいです。
Q7. 人気の飲み物やオススメはありますか?
野阪さん 「コンパナ」です。エスプレッソに生クリームをのせた飲み物で、あまり聞いたことがないメニューかもしれません。エスプレッソに、生クリームを入れるとマイルドになって女性にも人気です。夏はアフォガードというバニラアイスクリームにエスプレッソをかけたメニューがオススメです。
Q8. このお店では何種類のコーヒー豆を使用していますか?
野阪さん 1種類だけです。
Q9. 1種類だけの豆の産地はどこですか?
野阪さん ブレンドなので、コロンビアとタンザニアという国です。タンザニアはアフリカで、コロンビアは南米です。
Q10. 子どもがくることはありますか?
野阪さん 家族でくる人もいます。メニューにはありませんが、ミルクやジュース、ビスコッティを食べたりしています。
石のテーブルにコーヒー豆が埋めてあって、子どもたちは、それを数えて帰っていきます。

小学生記者 南雲柚希ちゃん
【今日の感想】
今までコーヒー牛乳やお母さんのコーヒーをこっそり飲んだことはありました。
エスプレッソをはじめて飲みました。やはりとても苦く感じました。アイスにエスプレッソをかけて、コーヒー味の生クリームとビスコッティといっしょに食べたら、にがさもあんまり気にならなくて、おいしかったです。
はじめての記者で緊張しましたが、質問をたくさんできたので楽しかったです!
また機会があれば取材してみたいです。

vicinato
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