150人以上が働く大工事、駅前商業施設の現場を小学6年生が取材!「炎天下の工事現場、熱中症対策はどうしてますか?」

現在、11月のオープンに向けて工事が進む駅前商業施設。公園のような施設を目指し、深い軒を持つテラスが重なる、開放的なつくりとなっています。小学6年生になったこもれび小学生記者「第1号」の石井夏帆ちゃんが、その工事現場を取材しました。

インタビューに答えてくれたのは、現場で働く田村真さん。田村さんは普段、現場管理や職人さんが作業を始める前の段取り、工程の進行や作業の終わりじまいの確認など、主に全体を見渡す仕事をしているそうです。

小学生記者夏帆ちゃん

こんにちは。石井夏帆です。今日はよろしくお願いします。

工事現場の田村さん

こんにちは、田村です。こちらこそ、よろしくお願いします。

小学生記者夏帆ちゃん

工事中の建物、
どんどん出来上がっててびっくりです!

工事現場の田村さん

11月にオープン予定ですからね、
みんな頑張って工事を進めています!

小学生記者夏帆ちゃん

それでは早速、お話を聞かせてください。

左:夏帆ちゃん / 右:田村さん

Q1. デザインはどうやって決めたんですか?

【田村さん】デザインは建物の設計者さんがデザインをして、それをもとに工事をしています。

Q.2 いつから工事をしていますか?

【田村さん】建て始めたのは2023年11月からですが、設計が始まったのはその2年前くらいからですね。

自由通り沿いから見た工事現場。屋上まで階段が続いてる!

Q.3 工事は何人くらいで作業をしていますか

【田村さん】今は1日150人〜200人くらいが作業しています。工事の内容と数によって、必要となる専門の職人さんや、人数が変わります。

黙々と工事を進める現場の作業員たち (※こもれびプロジェクトにて提供)

Q.4 この建物を作る時に工夫したことはなんですか?

【田村さん】こもれびプロジェクトのコンセプトに沿ってつくるようにしています。例えば、コンクリートに塗装をせず、素材そのものの色合いを活かす工夫をしています。

Q.5 工事をする時、熱中症などはどうやって予防していますか?

【田村さん】作業員さんには服にファンが付いている空調服(くうちょうふく)を着てもらったり、現場に「ひんやりハウス」という涼しい部屋を設けたりしています。あとは1時間に一度休憩をとり、水分や塩分を補給してもらっています。

左:ひんやりハウス入り口 / 右:空調服を着ている作業員たち (※こもれびプロジェクトにて提供)

Q.6 地震対策とかもあるんですか?

【田村さん】建物を建てる前に構造計算という検証を行い、震度6の地震が来ても壊れないようにしています。そのうえで、建物の中には鉄骨があり、地震が来ても倒れにくい構造になっています。窓も強度を計算し、割れないよう適切な厚さのガラスを使用しています。

さらに、万が一割れたときのために内側にフィルムを貼り、破片が遠くに飛ばないようにしています。

はい、チーズ!田村さんも笑って笑って!

石井夏帆

小学6年生

【取材を終えて】

駒沢大学駅前の商業施設は2025年11月にグランドオープン予定だそうです。建物の中にはカフェやレストラン、スーパーなど、全17店舗が入居します!!! ずっと見てきた場所なので、もうすぐ完成すると思うと嬉しいです! 屋上ではイベントなども行われたり、自然がたくさんあって楽しめること間違いなし。4年にも及ぶ大プロジェクト! 目の前を通った時はぜひ工事の様子を見てみてはどうですか?

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