5月30日(土)・31日(日)の2日間、駒沢パーククォーターで人とワンちゃんのためのイベント「DOGLIFEPARK」が初開催されました。
会場には駒沢エリアの方はもちろん、遠方から足を運んだ方も多く、たくさんのワンちゃんと飼い主さんで大賑わい。初夏を思わせる気持ちのいい青空のもと開催されたベントの様子を、今日の駒沢編集部がレポートします。
駒沢を一望できる、ルーフトップドッグラン
駒沢パーククォーター全体が『DOGLIFEPARK』色に染まったイベント当日。たくさんのワンちゃんたちが遊びにきてくれました。


イベントの目玉となったのが、駒沢パーククォーター屋上に登場したドッグラン。人工芝が一面に敷かれた開放感あふれる空間で、ワンちゃんたちは思いっきり走ったり、お友だちと遊んだり。飼い主さん同士も自然と会話が生まれていました。

会場では「普段はなかなか屋上で遊べる機会がないから嬉しい」「景色がよくて気持ちいい」「人工芝なのが人間にとっても嬉しいですね。ノミやダニの心配が少ないし、アリに噛まれることもないので安心です」という声も。
駒沢の街並みを一望できるロケーションで、元気いっぱいに走り回るワンちゃんたちは、とても楽しそうでした。

人と犬の暮らしを豊かにするマーケット
4階では、人と犬の暮らしをもっと楽しく、もっと豊かにしてくれるブランドやクリエイターが集まるマーケットを開催。


普段はオンラインショップやポップアップを中心に活動しているブランドも多く、実際に商品を手に取ったり、試着や試食をしたりできる貴重な機会に。各ブースではスタッフとの会話を楽しみながら、愛犬にぴったりの商品を探す飼い主さんとワンちゃんたちで賑わっていました。


the mee essential store
「イヌと出かけるフクとモノ」をテーマに、カスタムメイドのドッグウェアやオリジナルグラフィックのアパレル、スーベニアを展開するブランド。ポップで愛らしいオリジナルキャラクターも人気で、ワンちゃんとのお出かけがもっと楽しくなるアイテムが並んでいました。


Buddy FOOD
九州産の食材を使った犬用フレッシュフードブランド。動物病院の推奨食として採用されることもあり、栄養バランスもばっちり。いろんなメニューが用意されているため、普段は食の細いワンちゃんでも「これなら食べてくれた!」という声があるそう。試食コーナーには、多くのワンちゃんが集まっていました。



VALKA KUKUR JAPAN
バルセロナのアーティストが一点ずつ手作りする、ハンズフリーリードや首輪を販売。色鮮やかなデザインが目を引き、中型犬向けのサイズも充実しています。「シュナウザーなど中型犬用のおしゃれなリードは意外と少ないので嬉しい」という飼い主さんの声も。


STANDING ON THE BLUE
機能性とデザイン性を兼ね備えたドッグアイテムブランド。小型犬から65kgの超大型犬まで対応する豊富なサイズ展開が魅力です。イベントでは実際にサイズを確認でき、「一度サイズが分かれば、今後はオンラインでも安心して購入できます」とスタッフの方が教えてくれました。



FISHDOG
三浦三崎港のまぐろ問屋から生まれたドッグフードブランド。規格外となったマグロの切り身を無駄なく活用し、犬用のおやつとして商品化しています。尾の部分など珍しい部位もあり、多くのワンちゃんが夢中になって試食していました。



inuno.
「ドッグライフ・プロダクト」をコンセプトに、デザイン性と品質にこだわったリードや首輪などを展開。会場ではinuno.のリードを着けているワンちゃんもちらほら。リードのほか、51種類の迷子札を見比べながらオーダーできるサービスも人気でした。

いまこの瞬間を思い出に。愛犬との家族写真
さらにイベントでは、andAnimalsによる特別フォトブースも登場しました。


雑誌や広告でも活躍するプロカメラマンが撮影を担当し、ワンちゃんだけの写真はもちろん、家族みんなの記念写真も撮影。
「高齢になった愛犬との今を写真に残したい」というご家族や、「隣のロイヤルホストで食事をしていたら声をかけてもらって、せっかくだから」と偶然立ち寄ったご家族まで、多くの人がカメラの前で笑顔を見せていました。
ワンちゃんたちで賑わう、パーククォーター
館内では、飼い主さんと一緒にゆっくりお散歩を楽しむワンちゃんや、ドッグフレンドリーな店舗でひと休みするワンちゃんなど、施設全体で思い思いの時間を過ごす姿があちこちに見られました。




イベント主催者・野々村大輔さんに聞く、「DOGLIFEPARK」に込めた想い
今回の『DOGLIFEPARK』を企画・主催したのは、inuno.を手がける野々村大輔さん。
イベントを開催することになったきっかけや、駒沢という街で感じた人と犬の関係など、イベントに込めた想いやこれから目指したいドッグカルチャーについて、お話を伺いました。

まずは自己紹介をお願いします。
犬に関するお仕事をすることになったきっかけは?
大学卒業後に入社した事業会社が商業施設を運営していて、ちょうど僕が入社するタイミングが犬に関するテナントさんを入れたり、犬に特化していく時期だったので、自然と犬担当になりました。
僕も実家で犬をずっと飼っていたので、手探りながらも2年半ほど楽しく仕事をしました。その後、長野に戻って家業に入ることになったんですけど、前職の繋がりのあるメーカーさんから、一緒に犬の商品作りができないかという相談を受けて。一緒にやっていくうちに商品を作る流れが分かったので、自分でも始めてみようとinuno.を立ち上げたのがきっかけですね。
ドッグイベントを開催することになった経緯を教えてください。
2025年に不動産会社さんから、南青山で犬のイベントをやってほしいという依頼を受けました。前職で犬のイベントをずっとやっていたので、自分の会社でも犬のイベントを始めることになりました。それまでも他のブランドさんを集めたマルシェはやっていたんですけど、大きなスペースでのイベントは初めてでした。
どんなイベントだったんでしょうか?
今回の『DOGLIFEPARK』と同じように、大きくはいろんな犬のグッズを展開するブランドを集めたマルシェと、人工芝を敷いたドッグランのふたつを展開しました。
どういうイベントを目指しているんですか?
前職時代、都内では犬のイベントは全然やっていませんでした。でも今は、毎週のように犬のイベントが行われていて。すべてがそうではないんですけど、商品の特売やセールがお客さんの目当てになってるようなイベントが多いんです。都会的なライフスタイルを犬と一緒に楽しめるイベントがあまりないので、そこに徹底的にこだわりたいと思っています。
参加者はどんな反響がありましたか?
やっぱり、都会にはドッグランがなかなかないですし、人工芝のドッグランなのもポイントで、お客様に楽しんでいただけています。マルシェもinuno.を通して知り合えた素敵なブランドさんをお呼びしているので、お客様から直接「すごく楽しかった」という声も聞きます。非常に満足度が高いイベントになっているんじゃないでしょうか。

今回は駒沢でイベントを開催しましたが、駒沢でやることになった経緯は?
はじめはinuno.の販売会ができるスペースはないかと、パーククォーターの館長にお会いしました。施設をご紹介いただいたんですが、すごく素敵だし、考え方にも共感をして。施設ができる前から地域に根差した活動をされていて、これぞまちづくりだなと思うような取り組みをされていたんです。inuno.のポップアップだけじゃなくて、いろんな店舗を呼んで、いろんな人に楽しんでもらえるようにした方がいいんじゃないかと思って、犬のイベントを提案しました。
駒沢でのイベントはどうでしたか?
やっぱり駒沢は、犬との関係性やパートナーシップが強い場所ですよね。それに駒沢の方々は他人のワンちゃんにもすごく関心があるので、すれ違ったら人にも犬にも挨拶するコミュニケーションがありました。パーククォーターでもそうですし、駒沢公園でもそうですし、あらゆるところでそういったコミュニケーションが生まれているのが、非常に素敵だなと。そこは駒沢の特徴だと感じました。

イベントをやって良かったなと思った瞬間はありましたか?
イベントは土日の2日間に開催して、月曜日と火曜日はドッグランのみ営業したんですけど、特にドッグランは屋上で人工芝という環境はなかなかないので、すごく楽しかったと言ってくださいました。犬はもちろん、お客様も気持ちいい環境で楽しそうに遊ばれていたので、本当にやってよかったですね。
新たな発見や気付きはありましたか?
新しい試みとして、犬のトイレをセルフ方式にしました。犬のペットシーツを敷いたエリアがあって、トイレを使った方はご自身でシーツを捨てて、新しいシーツをセットするものです。
やり方も書いてたんですけど、お客様が当たり前のように自分のワンちゃんがおしっこしたシーツは自分で片づけてくださっていて。これはやっぱり駒沢ならではというか、お客様がこの場所を大切にしたい気持ちが伝わってきましたね。やっぱり嬉しいですし、率直に素敵だなと思いました。
取り組みを通じて、世の中に伝えたいメッセージがあれば、教えてください。
犬と人の歴史はすごく長くて、紀元前から犬は人のパートナーですけど、犬との暮らし方も多様化しています。とはいえ、存在意義はあまり変わらないのかなと思っていて、犬は愛情を返してくれる存在です。犬が好きな人もいれば、苦手な人もいるなかで、みんなが一緒に気持ちよく暮らしていけるような社会ができればいいなと思ってます。

『今日の駒沢』編集部
駒沢エリアの情報を発信するウェブマガジンの編集部です。駒沢大学駅に隣接した商業ビルの運営・施設管理・テナントへの賃貸業務を26年、株式会社イマックスが、駒沢エリアに住む人、働く人、活動する人…とたくさんの市民の方々と一緒に運営しています。「駒沢こもれびプロジェクト」を通じて、駒沢エリアに関わるすべての方々に役立つ情報を発信しています。
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野々村大輔です。建設業をしている家業の株式会社中野屋に所属しながら、普段は犬のリードや首輪を扱うinunoというブランドと、犬のイベントを運営しています。