習字体験・まずは「筆」を持ってみる。ペンや鉛筆とはちがうタッチを感じてみること。<しみん先生>

駒沢に住んでいる人が、自分の得意なこと・できることを同じく駒沢に住んでいる人に教える「しみん先生」になる企画。今回は野沢在住の習字の先生・柴田樹幸さん。筆を持って、心を落ち着ける時間をつくってみませんか。

しみん先生とは?
駒沢こもれびプロジェクトで自分の持っている小さなスキルを、思いと志を持って地域の人に還元していく先生のことです。

美しい字は一生の財産」

今回で6人目となる「しみん先生」の柴田さん。こもれび公式LINEの「しみん先生になりたい!」ページへの応募がきっかけでした。柴田さんは、2023年から世田谷エリアで「幸書道会」を運営し、子どもから大人まで広く「書く」ことの楽しみを感じてもらいたいと活動しています。

冬休みの宿題といえば書初め。スタジオで宿題の練習を終わらせてあとは本番のみ!とうれしそうな小学生参加者も。

字はその人をあらわす

「美しい字は一生の宝です」という柴田さん。ワークショップには4歳のお子さんから大人まで15名が参加。午前11時のスタートからさっそく小さな姉妹が自分の名前を書きはじめました。

まず自分の名前を先生に伝え、お手本を書いてもらってから、半紙で練習をしていきます。
鉛筆とはちがう持ち方に戸惑いながらも、はじめての墨の感触に子どもたちの眼は真剣そのもの。
まばたきも忘れ、名前をくりかえし書いていきます。柴田さんの「わーじょうずだね!」「書いたことあるの?」「よく書けているね!」「ここの線がよくなってきたね!」という声掛けに、ますます筆が進みます。最後は、カラフルな色紙やハガキなどの中から用紙を選び、清書をして完成。

大人の自分時間

一緒に参加した大人も「筆を持つのは小学生ぶり!」と緊張しながらも楽し気な表情。自分の名前や来年の干支「巳」などお題は自由。希望者は墨をする体験も。
小学2年生の娘さんと参加したお母さんは、「墨をすっている数分は、いつもの家事や雑事から解放されました」と晴れやかな表情。「こころが洗われるいい時間でした!」とイキイキするお父さんは、来年小学校入学の娘さんと参加。こもれびスタジオでのイベントには初といいます。

小学校では3年生から習字の授業がはじまるので、今回の参加者は筆を持ったことのない子どもがほとんど。柴田さんは、「名前を書きたい!と言う子がたくさんいたのが印象的でした!やっぱり自分の名前が、筆で大きく書けたらうれしいんですよね」と。

みなさんもお家で「墨で書く」時間を楽しんでみませんか?

駒沢こもれびプロジェクトでは今後もいろんな活動をこもれびスタジオを中心に広げていきます。柴田さんのように、ご自身の活動を駒沢のみなさんにも知ってもらいたい!という方はぜひ一度スタジオSTAFFまでご相談ください。

柴田さんのお習字教室、ワークショップのお問い合わせはコチラから!

柴田さんはこんな人

書家

美しい字は一生の財産です!をこころざしに、

世田谷区を拠点に幸書道会(みゆきしょどうかい)を主宰。

平成22年からお習字をはじめ

令和4年に光荘会師範免許取得。

書道を通じて、子どもから大人まで書くことの楽しさや喜びを伝える。

子ども書道、硬筆、ペン字、大人書道など幅広く活動中。

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