こどもの声に耳をすます場所:「せたがやチャイルドライン」とは?

今日はどんな日だった?
何気ない質問だけど、聞いてくれるって嬉しい。
楽しかったこと、嫌だったこと、モヤモヤすること…
色々感じるかもしれないし、感じないかもしれない。
ただ、誰かと話したいなと思うかもしれない。
そんな時に繋がることができるのがチャイルドライン。
電話でもチャットでも。
たくさん話してもいいし、言葉を発さなくてもいい。
今日はどんな日だった?

せたがやチャイルドライン

【全国共通フリーダイヤル】
毎日 夕方 4 時~夜 9 時 (12/29~1/3 はお休み)
TEL:0120-99-7777 (無料)

 

【せたがやチャイルドライン専用番号】
水・土曜 夕方 4 時~夜 9 時 (年末年始はお休み)
TEL:03-3412-4747 (電話代がかかります)

 

【チャット】
毎日 夕方 4 時~夜 9 時 (12/29~1/3 はお休み)
https://childline.or.jp/

話したいときに、話せる場所

せたがやチャイルドラインは、18歳までの子どもが匿名・無料で利用できる電話とチャットの相談窓口です。名前を名乗る必要もなく、話す内容に制限もない。無言のままでも、泣いていても、怒っていても大丈夫。子どもの気持ちをまるごと受けとめる体制が整えられています。

「明日、学校休んじゃダメかな」
「ぼくのことで、親がケンカしてる」
「気まずくなってた友達が、今日”おはよう”って言ってくれた」
「好きな人のことばかり考えてしまうわたしおかしい?」

せたがやチャイルドラインでは子供たちへの約束事があります。それは…

・ひみつは守る
・名前は言わなくていい
・どんなことも、一緒に考える
・電話やチャットを途中で切ってもいいよ
・いつでもかけてきてね

チャイルドラインのはじまりは、世田谷から

このチャイルドラインという取り組み、日本ではじめて実施されたのが世田谷区でした。

1990年代半ば、いじめや子どもの自殺が社会問題として注目される中、「子どもの問題は、大人がつくった社会の問題でもあるのではないか」という議論が、区内の市民や専門家の間で活発に交わされていました。

その中心となったのが、俳優で福祉活動家の牟田悌三さんと、当時ジャーナリストとして活動していた保坂展人さん(現・世田谷区長)です。1997年には、2人を含む関係者がイギリスのチャイルドラインを視察し、その先進的な取り組みに強く刺激を受けたといいます。

翌1998年、世田谷で日本初となる「子どものための電話」が2週間限定で開設されました。1999年にも同様の取り組みが行われ、2000年にはついに常設化。現在に至るまで、延べ69,000件以上の電話を受けてきました。せたがやチャイルドラインには年間約3,000人の子どもの声が、電話とチャットを通してひろわれています。

子どもの声に耳を傾けるボランティアを募集

せたがやチャイルドラインでは、毎年「受け手」と呼ばれる電話ボランティアを養成する講座を実施しています。

前半は「公開講座」(全10回)として、どなたでも参加できる学びの機会です。子どもを取り巻く社会や心の動きについて、さまざまな講師による講義やワークショップが行われます。興味のある回だけの参加も可能です。

受け手として活動を希望する場合は、公開講座を修了後、「専修講座」(全8回)に進みます。体験的な学びを通じて、子どもの気持ちや、自分自身の感情とも向き合う内容です。その後はインターンを経て、正式な受け手として活動する流れになっています。

受講には年齢上限があり、応募は70歳までとなります。

せたがやチャイルドライン

【全国共通フリーダイヤル】
毎日 夕方 4 時~夜 9 時 (12/29~1/3 はお休み)
TEL:0120-99-7777 (無料)

 

【せたがやチャイルドライン専用番号】
水・土曜 夕方 4 時~夜 9 時 (年末年始はお休み)
TEL:03-3412-4747 (電話代がかかります)

 

【チャット】
毎日 夕方 4 時~夜 9 時 (12/29~1/3 はお休み)
https://childline.or.jp/

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