初めてのレストランを駒沢で。 R369(アールみろく)。気軽で上質な「食」の体験を。オーガニックワイン&レストラン。【後編】<テナントインタビューその③>

インタビュー

前編では、Risaさんの想いから始まった「R369(アールみろく)」が誕生するまでの歩みをご紹介しました。そして後編では、「駒沢ラグジュアリー」をコンセプトに、モーニングからディナーまで新しい日常を創りだす、チーム「R369」(アールみろく)について。代表・安原健太さん、オーナー・安原京子さんに、お話を伺いました。これから紡がれていく物語を、私たちも共に見守り、ともに描いていけたらーー

さまざまな経験を持つ、魅力的なチームメンバー

実力派シェフや客室乗務員経験のあるホール担当など、素敵なチームメンバーが集まって来ていますが、チーム作りで大切にしているポイントはありますか。

【健太】通常は飲食店勤務の経験の長い人を集めると思うのですが、あえて色々な仕事や業種を経験した方たちと新しいお店をつくっていきたいと考えています。個人店だからこそできる、マニュアルにとらわれすぎない接客やサービスをお客さまに提供できるようにしたいです。「また行きたいな」と思ってもらえる魅力を、共に働く人たちからもつくっていきたいんです。

「また行きたい」を具体的にすすめるとするとどんなイメージでしょうか。

【健太】味が良くて、サービスが良くて、立地が良い、この3つが揃っているお店は間違いないと思っています。立地はもう保証されているので、味とサービスの良さを追求していきます。私自身、販売業の経験があるので、特にサービスでは他店に負けたくないと思っています。

「R369」が目指す「駒沢ラグジュアリー」とは

モーニング、ランチ、ディナーと営業予定ですが、それぞれコンセプトは違うのでしょうか。

【京子】モーニングは、駒沢公園にウォーキングやワンちゃんのお散歩に来た方にも寄ってもらいたいと思っています。実はお客さまの気持ちになろうと思ってわが家でも犬を飼い始めました! テラス席は、ワンちゃんと一緒に楽しめるのでぜひ来ていただきたいです。ランチはファミリーが気軽に楽しめる雰囲気とメニューを考えています。健太の6歳になる娘をRisaはとてもかわいがっていて、その姪っ子も気兼ねなく楽しめるお店にしたいとイメージしていました。そして、ディナーはナチュールワインを楽しんでいただきたいですね。ワイナリーと直接契約した、この辺りでは「R369」(アールみろく)でしか飲めないようなお酒を用意する予定です。ワインにあう料理も、シェフとアイディアを練っております。

どの時間帯に行っても違った雰囲気とおいしさが楽しめそうですね。ディナーは子連れは厳しいですか。

【健太】いえいえ。そんなに敷居を高くするつもりはないです。この駒沢という街の雰囲気を大切にしたいので「気軽な駒沢ラグジュアリー」を目指しています。

内装にもこだわっていると伺いました。どのようなお店になるのでしょうか。

【京子】こもれびプロジェクトのコンセプトに共感しているので、やはり緑が多くて、視覚からもリラックスしていただけるように考えています。私がフラワーデザイナーの仕事もしているので、お花にもこだわっていきたいと思っています。

とはいっても、ラグジュアリーさを大切にしたいと言いつつ今日のお昼はちゃんぽんとモツ煮込みを食べてきたんです。「ラグジュアリー」だけではなく、良いものを楽しんで、いろいろな要素を取り入れいきたいです。きっと駒沢の方たちは、本物も知っているけれど、幅広くさまざまなジャンルを楽しんでいると思うので、そんな方たちのアンテナのどこかに「R369」(アールみろく)がひっかかったらうれしいです。

「R369」が目指す「駒沢ラグジュアリー」とはどのようなものですか。

【健太】気取らず、肩の力が抜けていて、でも、味も使っているものも信頼できるクオリティであること。安心安全で家族や地域にも優しく、お客さまおひとりおひとりが居心地が良いと感じる空間をと考えています。

Risaさんが願った“食を通じた健康”を駒沢のみなさんに

「R369」ではRisaさんが目指したことのひとつでもある“食を通した健康”をどのようにお客さまに提供する予定ですか。

【京子】体に必要な栄養バランスが整ったメニューにする予定なので、栄養士さんに入ってもらおうと思っています。食前にスムージーをお出ししたり、噛んでおいしい野菜本来の味を楽しんでいただきたいです。ケールやビーツもオーガニックだと柔らかくておいしいんです。

ワインはワイナリーと直接契約されたと先ほど伺いましたが、野菜も提携農家さんがいるのでしょうか。

【京子】はい。何軒かあります。シェフの知り合いも含めて、今厳選中です。メニューは「Lien」監修ですので、「Lien」で使っている野菜やハーブも「R369」(アールみろく)で提供できると思います。

「Lien」さんのバックアップが心強いですね。

【健太】そうなんです。そもそも「Lien」の料理長である塚本さんに「R369」のシェフとして迎えられるだけで普通のことではないんです。飲食業未経験の私たちにアドバイスやフォローをたくさんしていただいているので「Lien」のみなさんのためにも、多くのお客さんに来てもらえるお店にしたいと気持ちを引き締めています。

「Lien」さんとのご縁はどこでできたのですか。

【京子】もともと私の仕事関係で知り合いになりまして。Risaがレストランを始めたいと言ったときに、お食事がてら塚本シェフに相談したんです。そうしたら「コンサル、僕がやりますよ!」と引き受けてくださいました。そして、Risaの他界があり、シェフを引き受けてくださることに。ありがたいご縁です。

最後に「R369」のオープンを楽しみにしている駒沢にお住まいのみなさんにメッセージをお願いします。

【健太】私自身ずっと駒沢の地で育ってきたので、地元に貢献したい気持ちがあります。朝昼晩、いつ来てもそれそれにちがった、満足のいただけるコンセプトでお迎えしますので、いつでも、どなたでも楽しんでいただけます。「また来たい」と思えるお店にしますので、楽しみにしていてください。

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text / shino iisaku photo / eriko matsumoto 

『今日の駒沢』編集部

駒沢エリアの情報を発信するウェブマガジンの編集部です。駒沢大学駅に隣接した商業ビルの運営・施設管理・テナントへの賃貸業務を26年、株式会社イマックスが、駒沢エリアに住む人、働く人、活動する人…とたくさんの市民の方々と一緒に運営しています。「駒沢こもれびプロジェクト」を通じて、駒沢エリアに関わるすべての方々に役立つ情報を発信しています。

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