
「あれ、そういえば最近しみん先生イベントの開催告知がないな…」
と思い始めた頃にやってきた、黄色とオレンジとグレーの3色軍団!
待望のしみん先生企画、2ヶ月ぶりの開催となった今回は、
愛子さんによるタイダイ染めのワークショップ。
どんな模様になるのか…?そんなワクワクと、色に込めた愛子さんの想いが詰まった一日でした。
しみん先生とは?
駒沢こもれびプロジェクトで自分の持っている小さなスキルを、思いと志を持って地域の人に還元していく先生のことです。
3色に込めたメッセージ
タイダイ染めとは、生地をヒモや輪ゴムで縛って染める方法のこと。英語のタイ(Tie=縛る)とダイ(Dye=染める)を合わせた言葉。液体に浸して染めるのではなく、染色液を塗ったりかけたりするため、様々な模様が浮かび上がるのが特徴です。
虹色に染めあげるタイダイも存在する中、あえて色を限定したのはどうしてか。そこには愛子さんなりのメッセージがありました。
私の中で、イエローは“明るさ”、オレンジは“出会い”、グレーは“バランス”を意味してるんです。この3色に絞ったのは、そんな明るい気持ちをかたちにしたかったから。
春から夏へと季節が移るこの時期は、新年度のバタバタが落ち着いて、ふとした発見や出会い、新しい考えが生まれるタイミングだと思います。だからこそ、参加してくれたみんなにも、ポジティブで楽しい気持ちで、いろんなことに取り組んでほしくて。
そして何より、この3色のタイダイには、まわりの人まで自然と笑顔にしてしまう、そんなハッピーパワーがあるんです。
“私の一枚”を持ってこよう!
このワークショップの特徴は、「染めたいものは持ち込み式」という点。
Tシャツ、Yシャツ、ハンカチ、靴下…中には父の日のプレゼントにしようと、複数のアイテムを持参した人も!
まずは水で濡らして、生地の準備。ギュッと絞ったあとは、輪ゴムでくしゃっとまとめたり、ねじったり、折ったり。どんな模様になるかは、広げてみるまでのお楽しみ。


色づけは表も裏もたっぷりと。3色全部使っても、単色だけでもOK。


自分らしい配色で染めた布たちは、ビニール袋の中へ。
ここから24〜48時間かけて、じっくりと色が定着していきます。
当日は確認できなかった完成品。
後日、参加者からそれぞれのタイダイ染めの写真を送ってもらいました!👇






染めて、知って、つながる街
愛子さんにとって、地域でワークショップを開催することには特別な想いがあります。
『顔は知ってるけど話したことがない人』って、実はたくさんいるんです。そんな人とこんにちはと声をかけ合えるようになりたいし、そういう関係が広がっていくのが理想。私にとってタイダイ染めは、新しい人と出会ったり、自分が暮らす街について知ったりするための、大切なきっかけなんです。
イベント会場には、にこやかに模様作りを楽しむ人たちの笑顔が溢れていました。


これから半袖の季節。街のどこかで、黄色・オレンジ・グレーのタイダイ柄を見かけたら、それは愛子さんとハッピーエネルギーを共有した人たち!
しみん先生の次の企画も、どうぞお楽しみに。

愛子先生
TIEDYE SHOP ddss主催。2020年から各地でタイダイ染めのワークショップを開催。シミがついたり、汚れて着なくなった服、布をタイダイ染めで楽しくよみがえらせる。タイダイをきっかけに、人やアイデア、新しい考え方と出会えるのが、いちばんの楽しみ!
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