

メガネブランド「Zoff」の創業当時からの変わらぬ原点は「もっと自由に、楽しく、気軽に、メガネをTシャツのように毎日着替える社会をつくること」。
Zoffは機能性とデザイン性に優れたメガネがリーズナブルにつくれることで人気。流行に敏感な若者だけでなく、初めてメガネをつくるキッズから60代まで幅広い年齢層から支持を集めています。
広報PRグループの野澤千晴さんと駒沢を含むエリアマネージャーの新藤潤さんに、メガネの楽しみ方や選び方のコツ、新規オープンする駒沢こもれびプロジェクトの店舗についての思いを伺いました。


Zoffのはじまりは世田谷区。想いも強い
今や全国に314店舗(2025年5月末時点)を展開する「Zoff」ですが、はじまりは、本日取材をさせていただいている下北沢店なんですね。
【野澤】そうなんです。2001年2月に下北沢にオープンしたのが「Zoff」の1号店です。世田谷区には、下北沢店を含めて現在5店舗あり、11月にできる駒沢の新店舗が6店舗目になります。
【新藤】世田谷区発祥のブランドなので、このエリアへの愛着が非常に強いです。駒沢の店舗は、地域のみなさんがフラッと立ち寄れる「町のメガネ屋さん」になったらいいな、と考えています。


駒沢という場所には、どんな印象をお持ちですか。
【新藤】近隣にお住まいの方、公園に運動に来たりフェスやイベントに遊びに来たりしている方、大学に通われている学生の方、と多様な世代のみなさんが集まる街だと思っています。いろいろな世代の方がそれぞれのライフスタイルを楽しんでいるところは「Zoff」との親和性が高いと思います。そんな街に新店舗をオープンできるのが楽しみです。
駒沢店は、他店と比べて特徴的な部分はあるのでしょうか。
【野澤】基本的には全国どの店舗も「あ、Zoffだ!」とわかってもらえるZoffブルーと白を基調としたつくりにしています。まだ未確定なところはありますが、駒沢は小さなお子さん連れのご家族もいらっしゃると思うので、ベビーカーが通りやすいように広めの通路にする予定です。
それはファミリー層や、モールで買い物をして荷物を多く持っている方にも優しいですね。
【野澤】そうですね。駒沢店はフレームを1200本くらい置く予定なので、どんな年代の方でも、好みにこだわりがある方でも、きっとお気に入りがみつかる店舗になると思います。

メガネが主役の時代をつくる
「Zoff」が大きな支持を得ている要因のひとつが高品質のメガネをリーズナブルにつくれることだと思うのですが、どのようにして実現しているのですか。
【野澤】製造から小売までを一貫して自社で行う「SPA方式」をメガネ業界へ初めて導入したのがZoffです。この方式によって、品質を犠牲にすることなく、メガネを適正な価格で提供できるのです。処方箋なしで来店しても、検査から完成までをその日に完結できることも好評をいただいています。
「メガネをなくしてしまった」「今のメガネが見えにくくなった」という不便さはその日に解決したいですもんね。
【野澤】はい。視力矯正器具としてのニーズにはしっかりと対応したいと思っています。それと同時に、私たちは2021年にリブランディングをし「Eye Performance」という戦略を掲げました。

それは矯正器具としての役割にとどまらないということですか?
【野澤】そうですね。メガネは「人の気持ちや生活を豊かにするアイテムになれる」という思いから、今までの矯正器具としてのニーズ以上の付加価値を提案したいと考えたんです。例えば「かけるとすごく集中力が増して仕事のパフォーマンスがあがる」とか「山登りをして素晴らしい景色をクリアに見てリフレッシュする」とか、さまざまなシーンで“マイナスをゼロにする存在“から“マイナスをプラスに変える存在“へと価値を変えていきたいと思っています。

リブランディング後に、フレームのデザインや素材などに変化はあったでしょうか。
【野澤】「メガネをTシャツのように毎日着替える社会をつくる」という原点があるので、その大きな方向性は変わりません。ただ、より細かいシーンを設定したり、トレンドに寄ったりしたデザインは生まれました。また、メガネの素材はメタルやプラスチックが一般的ですが、ラバーを使ったフレームも登場しました。
メガネは顔の中心にあるので、デザインや素材で印象が大きく変わりますね。
【野澤】矯正器具としてだけでなく、メガネそのものの存在感を高めることで「メガネが主役の時代」を創りたいです。
明日公開の後編では、新藤さんと野澤さんによる「自分に似合うメガネの選び方」を教えちゃいます。どうぞお楽しみに!
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