
前編ではZoffの新藤さん、野澤さんに、世田谷発祥のZoffが駒沢で目指す店作りやZoffのメガネがリーズナブルな理由を伺いました。後編では、Zoffの豊富なセレクションの中から、自分だけに似合うメガネの選び方を教えてもらいます。
似合うメガネやサングラスの選び方とは?

たくさんの種類のメガネが揃う「Zoff」ですが、定番人気商品や駒沢店がオープンする秋におすすめのメガネについて教えてください。
【新藤】今年についての確実性はないのですが、去年の秋は「トラッド」が人気でした。あとは定番商品の「ゾフ スマート」です。軽くてしなやかで壊れにくいのが特徴で、最軽量モデルはフレームのみで6.8gです。また、先ほども話に出てきたラバー素材の「ガリレオ」はおすすめです。1993年当時の会社の名前をつけた自信作で、ネジなどの金属を一切使用しないオールラバーでできていて、丈夫で壊れにくいアイテムです。

「ガリレオ」を触ってみてもいいですか? すごい方向に曲がりますね! これはメガネを壊しがちなお子さんにもぴったり。
【新藤】そうなんです。曲げられるメガネで、「Zoff」史上最も壊れにくい設計です。形状記憶でお顔にフィットするので調整もいりません。かけた感じも柔らかくていいですよ。デザイン性にも富んでいますし。ぜひ店舗で試していただきたいメガネです。

フレームの新作はどのくらいのペースで出るのですか。
【野澤】毎月100本ほど新作が出ています。目まぐるしく商品が変わりますので、毎月、気軽に店舗に立ち寄って眺めたり試したりしていただくのも楽しいと思います。
メガネをもっと楽しみたいな、と思った読者の方も多いと思うので、ぜひ、似合うメガネの選び方について教えてください。
【野澤】横幅はご自身の顔の幅と同じサイズ、縦幅は眉から顎までの長さを3分割し、その上部1/3程度の幅のメガネがバランスが良いとされています。でも、大きいサイズも小さいサイズも「かわいい」「素敵」と思ったら、それがお客さまに似合うメガネだと思います。
新藤さんはどうでしょうか。ご自身が選ぶときに気にしている点など教えて欲しいです。
【新藤】私はどちらかというと丸顔なので、同じ丸い輪郭のメガネをかけるとぼやけてしまうように思うんです。ですので、ちょっと角張ったものにするとか自分の輪郭と変えて選ぶようにしています。セオリーはありますが、あえて崩して選んでもいいと思いますし、シーンに合わせていろいろなメガネを楽しんでほしいです。

最近はサングラスを日常使いする人も多いですが、こちらの選び方もポイントがあれば教えてください。
【野澤】サングラスもフレームの選び方はメガネと同じです。実はサングラスは、みなさんがイメージする真っ黒なカラーレンズより、20%とか40%のカラーレンズの方が合わせやすくて似合いやすいんです。ぜひ試してみてください。

最後にひとつ気になったことをうかがいます。お店のスタッフのみなさんが、白衣のようなユニフォームを着ていらっしゃいますよね。ちょっとお医者さんのようで緊張しますが、気軽に話しかけていいのですよね。
【野澤】もちろんです。メガネは「半医半商」です。その思いでこのユニフォームで接客しています。駒沢店はもちろん、どの店舗でも、視力についてもトレンドについてもぜひ気軽に相談しにきてください。


プロフィール
新藤潤さん
2006年12月に株式会社ゾフに入社。店舗スタッフ、副店長、店長、スーパーバイザーを経験。東急沿線ではたまプラーザ店店長、五反田東急店店長、二子玉川店店長を経て現在は渋谷・東急沿線エリアの複数店舗を統括。お客様一人ひとりに合った快適なメガネ選びをサポートできるよう、スタッフと共に日々取り組んでいる。
野澤千晴さん
2024年1月にメガネブランド「Zoff(ゾフ)」を展開する株式会社インターメスティックに広報として入社。企業広報、商品広報をはじめ、ブランドの魅力を多くの人に届ける業務に従事。
text/ shino iisaku photo/ ikue takizawa
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