【こまざわ文庫】今月の本を紹介!【メアリー・アリスいまなんじ?|はじめてのキャンプ】

今月も「こまざわ文庫」から、おすすめの本をご紹介!

今回紹介してくれるのは、こもれびプロジェクトと一緒に「こまざわ文庫」の活動に関わってくれている市民のわださん。三児の母であるわださんは、子どもとのコミュニケーションに悩んだとき、絵本に何度も助けられてきた経験が。

「絵本を通じて子どもへの理解が深まり、親子の思い出作りにもつながるからこそ、その楽しさをもっと多くの人に伝えたい」

そんな思いを持つわださんが、とっておきの2冊を紹介してくれます!

こまざわ文庫📚

駒沢の子どもたちが自由に本を手に取れる場として生まれた、小さな文庫です。まちの本屋さんの相次ぐ閉店をきっかけに、本との出会いを大切にしたいという思いから始まりました。赤ちゃんから中高生までを対象に、地域の大人たちが「読んでほしい本」を寄贈し、本と人がゆるやかにつながる場所を目指しています。

メアリー・アリスいまなんじ?

絵:ジェームズ・マーシャル / 文:ジェフリー・アレン / 訳:小沢 正

あひるのメアリー・アリスは、電話で時刻を伝える仕事をしています。
メアリーは自分の仕事が大好き!
しかしある日、かぜをひいて休むことに。
社長には、「たいした仕事ではないので他の人に頼んでおく」と言われてしまいます。
メアリー・アリスはショックを受け、仕事に戻れるか、不安に感じます。
はたしてメアリーの仕事はどうなるでしょうか。

寄贈者

「はたらくって、どういうこと?楽しい?たいへん?」と聞かれたら、読んであげたい本。

【わださんオススメの一冊|はじめてのキャンプ】

林 明子 さく・え

ちっちゃい女の子の「なほちゃん」が、主人公です。
大きい子がキャンプに行くことを聞いて「わたしも、行く!」と言ったなほちゃん。がんばって、様々なことを乗り越えていきます。
ちょっぴり背伸びして、頑張ることって大切ですね。夏休みに親子で一緒に読んで、なほちゃんを応援してみてはいかがですか。

こまざわ文庫はいつでも寄贈を受付中!一冊からでもOK

MIWA WADA

わだ みわ

三児の母。仕事復帰のタイミングや、育児と仕事の両立、そして三人の子育てで慌ただしい日々のなか、「子どもとのコミュニケーションがうまく取れない」と悩んだことも。そんなとき、絵本に助けられた経験を持つ。好きな絵本は「こんとあき」(林 明子さく)。