
【こまざわ文庫】8月の本を紹介!【ものぐさトミー|18歳までに子どもにみせたい映画100】
駒沢のまちの本棚「こまざわ文庫」から、今月もおすすめの本をご紹介!
ラインナップは、読み聞かせで子どもたちが大笑いするユーモラスな絵本と、映画好きにもそうでない人にも手に取ってほしい、とっておきの一冊。どちらも日常をちょっと豊かにしてくれる本です。
さて、あなたならどっちから手にとる? 本を通して生まれる驚きや発見の瞬間を、駒沢在住の学校司書・西寺さんがサクッと紹介してくれます。

こまざわ文庫📚
駒沢の子どもたちが自由に本を手に取れる場として生まれた、小さな文庫です。まちの本屋さんの相次ぐ閉店をきっかけに、本との出会いを大切にしたいという思いから始まりました。赤ちゃんから中高生までを対象に、地域の大人たちが「読んでほしい本」を寄贈し、本と人がゆるやかにつながる場所を目指しています。
ものぐさトミー
ペーン・デュボア・文、絵 / 松岡享子・訳

機械仕掛けの家に住むトミー。オール電化の最上級。着替えも、お風呂も、歯磨きも、食事もぜーんぶ機械が手伝ってくれるのです。
そんなものぐさな日々を送るトミーに、ある日災難が•••。読み聞かせではどの学年も大笑いしてくれる楽しい絵本です。

【おすすめの一冊】
18歳までに子どもにみせたい映画100
有坂 塁・著/図書印刷株式会社

移動映画館「キノ・イグルー」を主催する有坂さんが書いた、子どもにおすすめの映画本です。
題名こそ親目線ですが、さまよえる中・高校生に強引にでもプレゼントしたい!と思わせるような、
「ともかくこれ観て!」と断言できる映画のオンパレード。
家で子供と一緒に映画を見るときも、迷ったらこの本を開いています。
映画を観た後、原作の絵本や物語を読むと、また違った楽しさを味わえます。
読書が苦手な子には、そちらのルートもおすすめです。


MEGUMI NISHIDERA
にしでら めぐみ
駒沢在住、2児の母。保育士を経て、 区内小学校で学校司書として勤務。 子どもと本が出会う瞬間を大切に、日々奮闘中。好きな絵本は「 ロバのシルベスターとまほうの小石」(ウィリアム・スタイグ/ 作)
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「ものぐさトミーは自分ではなーんにもしません。ぜんぶ「きかい」がやってくれるから。こんな家、いちどは住んでみたいかも!?」