
駒沢ふれあい広場夏祭り2025|大学生記者が体験した雨の盆踊りレポート
はじめまして! 縁あってこもれび記者になりました、うりです。普段は大学生やってます。
突然ですが、皆さんは雨の中で盆踊りをしたこと、ありますか?
おそらく多くの人が「ない」と答えると思います。かく言うわたしも、8月10日(日)に開催された「駒沢ふれあい広場夏祭り」に参加するまではありませんでした。長年近くに住んでいるものの、一度も行ったことがなかったふれあい夏祭り。あいにくの雨でしたが、雰囲気はアツアツ! 普段は入ることのない駒澤大学構内で開催されていることもあり、少しだけ大学に親近感を覚えるようになりました。

陽が落ち始め外が涼しくなった17時ごろ、駒澤大学の門をくぐると模擬店が連なり、美味しそうな香りが漂ってきます。親子で訪れる近隣住民と駒大OB・駒大生の賑やかな声がお祭りの会場に広がり、地域の交わりが生まれていました!

そぞろ歩きの楽しみ
傘を差し、自宅から会場まで一人でてくてく歩きながら、ふと考えていたことがあります。「目的のないお出かけ」をしたのはいつ振りだろうか、と。
もちろん、お祭りに行くことが目的です。
ただ、何を食べるのか、どう時間を過ごすのか、何をするのか… など、全く決めないで出かける事は久しぶりだなぁ。そうぼんやり思っていました。
インターネットでなんでも調べられ、計画が立てられてしまう今の時代。そんな時だからこそ、そぞろ歩けるお祭りって貴重です。模擬店の前をうろうろ歩きながら、自分の感覚の赴くままに「食べてみたい!」「気になる!」ところへと向かいます。そうすることでしか満たされない、何かがある。
感覚で選んだ模擬店メニュー
そしてうろうろした結果選ばれたのは以下のものたち!
🟡 肉巻きおにぎり(棒状で食べやすい。ご飯少なめでぺろりと行けてしまう悪魔的存在)
🟡 ねぎま(いわずもがな定番。基本にして王道)
🟡 流氷ドラフト(青色のビール。後味すっきりで美味しかった)

小さな非日常が楽しめちゃう、それが夏祭り。
これが私の感覚の赴くままセレクトです。フードメニューも飲み物もとっても美味しかった。小さい子や小学生が楽しめる定番のわたあめや射的、ベビーカステラもありました! 雨が降っていたため、あまり並ばず購入できたのもラッキー!
雨の中の盆踊り
さて、腹ごしらえした後はお待ちかね、18時から盆踊りです!
しかし、あいにくこの日は雨。盆踊りは小雨決行とのことだったので、ドキドキして待っていると炭坑節が流れてきました。

残念ながら雲が厚く月は出なかったものの、カラフルな提灯が空を照らしてくれました。雨が強まるまで、20分ほどみんなで輪になり踊ることができました。
浴衣姿の盆踊りの先生・愛好会のメンバーがお手本となり踊ってくれたことで、盆踊り初心者でも問題なく参加できました。
今回は雨の影響か、輪になって踊っている人数より、オーディエンスの方が多い印象でした。天気が良ければ夕焼けの下、近隣住民・駒澤大学コミュニティが一体となって盆踊りができるはずです(なので来年に期待!!)
近所の子ども達や家族が集まる駒沢ふれあい広場夏祭り。普段は入ることのない大学のキャンパスで、懐かしさに満ちた非日常を味わってみてはいかがでしょうか?
取材を終えて(大学生記者うり✖️スタッフ石原)

横森 宇里
早稲田大学に通う4年生。現在進路模索中。駒沢大学駅の通学利用歴は15年ほど。
好きなことは写真撮影、お菓子を作ること、
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うりさん、取材お疲れさまでした! 初めての夏祭りレポート、臨場感がありました! 記事の中の「そぞろ歩けるお祭りが貴重」という言葉、印象的でした。
はい、普段は何でも調べてから出かけてしまうので、今回は感覚に任せて歩けたのが楽しかったです。
模擬店のチョイスは肉巻きおにぎりにねぎま、そして青いビール(笑)。
そうなんです…。思いきり居酒屋メニューですよね(だってその時食べたかったんだもん🫣)
盆踊りも参加したんですね。
小学生以来でした! 恥ずかしい気持ちもあったんですけど、踊ってみたら自然に体が動いて、一体感がありました。天気は雨でしたが、心が温かくなりました。
お祭り自体はよく行くんですか?
いえ、かなり久しぶりで。高校はちょうどコロナの時期でお祭りに行けなかったんです💦 だから今回、大学生になってから初めて参加できて「大人が楽しむ夏祭りってこんな感じなんだ!」と思いました。