TODAY - 2025.10.12

ロイヤルホスト歴24年のベテランが駒沢パーククォーターの店長に。丁寧な接客とおいしい料理が魅力「オニオングラタンスープとコスモドリアは根強い人気です」

2025.9.21

世田谷区内で6店舗目となる「ロイヤルホスト」。駒沢パーククォーターに誕生する新店舗は、テラス席や駅近という特徴を活かしながら、タッチパネルではなくクルーが接客するぬくもりを大切にしたお店を目指します。後編では、その思いや看板メニューについて、店長の松本望紀さんに伺いました。

インタビュー前編はこちら

「KOMAZAWA Park Quarter 」（駒沢パーククォーター）ならではの「ロイヤルホスト」にしたい

世田谷区には駒沢店を含む6軒の「ロイヤルホスト」がすでにありますが、新店舗はどんなお店にしたいですか？

【松本】「このロイヤルホストを選んで来ました」と言ってもらえる店舗にしたいです。構造的な大きな特徴としてはテラス席があるので、それを生かしたサービスや雰囲気づくりはしたいですね。また、駅から近いのでより気軽に立ち寄ってもらえる店舗になると思います。私たちが直接お客さまからオーダーをいただくスタイルのため、クルーとのコミュニケーションもぬくもりのあるものにしたいと思います。

ファミレス激戦区、「ロイヤルホスト」の数も多い世田谷区ですが、そのなかで選ばれる店舗をつくるのは大変ですね。

【松本】そうですね。「ロイヤルホスト」のお客さまは、目的によって店舗を分けて使っていらっしゃることも多いんです。例えば、ご夫婦のときはのんびりとした桜新町店、お孫さんと一緒のときは駒沢公園が近いので駒沢店、お酒が飲みたいときは車が使えないので桜新町駅前店といった具合です。でも、そのなかでも、いつも選んでもらえるような魅力的な店舗をつくろうと思っています。

「KOMAZAWA Park Quarter 」（駒沢パーククウォーター）の店舗ではどのくらいの席数になる予定でしょうか。

【松本】80席と比較的コンパクトな店舗になります。

新店舗ということで、一緒に働くクルーのみなさんとのお店づくりも楽しみですね。

【松本】とても楽しみです。経験者のクルーもオープニングスタッフにはいますが、やはり多くは新しいメンバーになります。どんな出会いがあるのか、どんなチームになるのか、想像するだけで期待が膨らみます。お客さまはもちろんですが、クルーにも「このお店に来てよかった」と思ってもらえるような店舗を店長として目指していきます。接客のプロ、キッチンのプロとして育っていく姿を見守りつつ、楽しく一緒に仕事をしたいと思っています。

「ロイヤルホスト」の魅力は「やっぱりお料理」

先ほど、目的によって店舗を分けて使われるお客さまがいると伺いました。「ロイヤルホスト」ブランドのファンという方も多いと思います。その魅力はなんでしょうか。

【松本】最近はタッチパネルの飲食店が増えてきていると思います。「ロイヤルホスト」ではほとんどの店舗で、クルーがオーダーを取りに行って、お料理の説明をするという丁寧な接客があります。お客さまとの接点を大切にしているところが大きいと思います。あとは内装や雰囲気を気に入ってくださる方も多いです。

特に桜新町店は、重厚感と高級感がありますね。

【松本】ゆったりとした気持ちで食事をしたい、小さな子どもを連れた家族での外食だけれど落ち着いた雰囲気で過ごしたい、という方にも支持をいただいています。そして、やっぱり料理のおいしさが最大の魅力ですね。旬の素材や地域性を生かしたメニュー、食の安全や健康志向の取り組みなど、おいしさプラスアルファにも力を入れています。