こまざわ文庫📚
駒沢の子どもたちが自由に本を手に取れる場として生まれた、小さな文庫です。まちの本屋さんの相次ぐ閉店をきっかけに、本との出会いを大切にしたいという思いから始まりました。赤ちゃんから中高生までを対象に、地域の大人たちが「読んでほしい本」を寄贈し、本と人がゆるやかにつながる場所を目指しています。
はらぺこあおむし
エリック=カール さく
もり ひさし やく

あおむしがおいしい物を食べながら成長し、さなぎになり、蝶になるお話です。
ストーリーはシンプルながらも、子どもをひきつける魅力にあふれています。鮮やかな色、ユーモラスな絵、仕掛け、数、曜日、自然の不思議さなど、さまざまな発見があります。
子どもに読んだ時のこと。あおむしがおいしいものを食べすぎて、「そのばん あおむしは おなかが いたくて なきました」という言葉がありました。それを聞いた子どもが、(たべすぎたんだ)(あおむしが、かわいそう)(わたしも、おなかがいたいような)という表情を浮かべていました。小さい子にも共感する気持ちがあるのだな、と感じた出来事でした。

きつねのホイティ
シビル・ウェッタシンハ さく
まつおか きょうこ やく

くいしんぼうぎつねのホイティのお話です。
ホイティは人間に化け、村人をだまして食事をごちそうになります。ホイティがきつねだということは、すぐにばれてしまうのですが、気づかずに村を訪れるホイティ。キツネと分かっていながら対応する村人とのやり取りが楽しいです。
調子に乗ったホイティが「ホイティ トイティ このおれさまは なンとまあ あたまがいいんだろう~」と言うセリフが何度か出てきます。歌うように言ってみたり、演説のように言ってみたり、工夫すると楽しいですよ。
読んでいる大人も、お話の包容力にほっとして、心が軽くなる絵本です。

MIWA WADA
三児の母。仕事復帰のタイミングや、育児と仕事の両立、そして三人の子育てで慌ただしい日々のなか、「子どもとのコミュニケーションがうまく取れない」と悩んだことも。そんなとき、絵本に助けられた経験を持つ。好きな絵本は「こんとあき」(林 明子さく)。
『今日の駒沢』編集部
駒沢エリアの情報を発信するウェブマガジンの編集部です。駒沢大学駅に隣接した商業ビルの運営・施設管理・テナントへの賃貸業務を26年、株式会社イマックスが、駒沢エリアに住む人、働く人、活動する人…とたくさんの市民の方々と一緒に運営しています。「駒沢こもれびプロジェクト」を通じて、駒沢エリアに関わるすべての方々に役立つ情報を発信しています。
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絵本の内容そのままの歌があったり、 絵本の世界観をテーマにしたプレイパークもありますね。 4月末から、エリック・カール展の開催もあるようですよ。 絵本の外の世界でも楽しめますね。