気づけば宝探し。カルディコーヒーファームがつくる“迷いながら楽しむ空間”【前編】<テナントインタビューその⑫>

インタビュー

「今日はどんな出合いがあるだろう?」。そんなワクワクを届けてくれる「カルディコーヒーファーム」。選りすぐりのコーヒーや輸入食品、オリジナル商品が並び、訪れるたびに新しい発見がある場所です。

店頭でサービスされるコーヒーに誘われて、気づけば宝探しのように店内を楽しんでいた、という経験をした方も多いのではないでしょうか。

今回は、駒沢店の店長となる辻口晴奈さんに、カルディコーヒーファームの魅力や、知られざる一面、新しいお店への思いをたずねました。

西洋のあの場所をイメージしてつくられた!? カルディコーヒーファームらしいお店づくり

買うものが決まっている日もそうでない日も、お店に入るだけで楽しくなるというお客さまが多いと思います。「カルディコーヒーファーム」として、どんなことを大切にしていますか。

【辻口】いつ訪れても新鮮さを感じられるお店づくり、商品ラインナップを心がけています。「今日も目新しいものがありそうだな」「また新しい発見があるかもしれない」。お客さまにそんな風に思ってもらえたらうれしいです。

お店の中は迷路のようでもあり、個性的な商品の陳列方法ですよね。

【辻口】はい。西洋の図書館をイメージしたデザインになっています。円柱状に商品をディスプレイし、ヨーロッパの背の高い本棚をめぐっているような世界観です。「ぐるっと周った後ろ側にどんな商品があるのだろう?」と期待と好奇心を持ちながらお買い物をしていただけると思います。また、フェアや季節によって商品やディスプレイを工夫して、いつ来ても、何度来ても楽しんでもらえるようにしています。

季節のイベントに力を入れている印象があります。店先にイベント仕様のかわいいお菓子があるとつい気になって購入してしまいますね。

【辻口】これからの季節は、クリスマス、年末年始、バレンタインと大きなイベントが続きます。オープンしたら駒沢店もオリジナル商品を多く取り揃えて、楽しくディスプレイをしていきます。お子さまと一緒にお菓子を買いにいらっしゃる方、パーティ用にご友人とワインやおつまみを買われる方、お土産を選ばれる方、みなさまに喜んでいただけるような商品を揃えるようにしています。人気の台湾やタイのフェアを行うこともあり、こちらもファンが多いんですよ。

オリジナル商品も人気ですよね。どんな思いで開発されているのでしょうか。

【辻口】もともとは、コーヒーと輸入食品のお店でした。長年、お客さまとやり取りをしているうちに、輸入商品の良いところを踏まえたうえで、よりお客さまのニーズにあったものをつくりたいという思いからスタートしました。具体的には、外国を感じられるおしゃれなパッケージ、本場の味を手軽につくれるレトルト商品、そして手に取りやすいリーズナブルな価格が、カルディコーヒーファームらしさだと思っています。

オリジナル商品と同じくらい、またはそれ以上に充実している輸入食品ですが、他店よりリーズナブルに提供できるのはなぜですか?

【辻口】生産者の方と信頼関係ができているということが大きいです。一番人気のレッドウッドのワインもワイナリーとの長年のおつきあいから、他にはない価格で提供ができています。

***

「カルディコーヒーファーム」の魅力は、世界の食文化だけではありません。後編では、創業から続く“コーヒー専門店”としての原点や、辻口店長のおすすめ商品、そして駒沢店で目指すお店の姿をたずねます。

カルディコーヒーファーム

今回撮影で訪れたアコルデ代々木上原店

〒151-0066 東京都渋谷区西原3-8-5
アコルデ代々木上原 2F

営業時間:10:00〜21:00

text / shino iisaku photo / ikuko soda

『今日の駒沢』編集部

駒沢エリアの情報を発信するウェブマガジンの編集部です。駒沢大学駅に隣接した商業ビルの運営・施設管理・テナントへの賃貸業務を26年、株式会社イマックスが、駒沢エリアに住む人、働く人、活動する人…とたくさんの市民の方々と一緒に運営しています。「駒沢こもれびプロジェクト」を通じて、駒沢エリアに関わるすべての方々に役立つ情報を発信しています。

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