【こもれびコンポスト部(仮)・活動レポート⑧】約半年間の活動成果 & 収穫祭の様子

ご近所

「ビルの屋上で、本当にコンポストができるのか!?」そんな実験としてはじまった「こもれびコンポスト部(仮)」。園芸やコンポストに興味がある地域の皆さんと約4カ月間奮闘してきて、ついに見事に立派な堆肥が出来上がり、実験は無事成功!2026年10月より、正式に「こもれびコンポスト部」として活動をスタートすることになりました。一緒に活動してくれる仲間を募集します!!

8月18日(火)晴れ

いつかやりたいねと話していた「夕涼み会」。野菜もいい感じに実ってきたこの日、満を持して開催となりました〜!

なんとこの日は総勢10人参加の賑やかな活動!

この日はスペシャルゲストにシモキタ園藝部の代表理事でコンポストチームリーダーの斉藤よしじさんが見学に来てくれました。

実はこもれびコンポスト部で使わせていただいているプランターはよしじさんが所属するコンポスト東京から譲っていただいたもの!日頃より、大変お世話になっております!!

ゲストと言いながらも、力仕事からアドバイスまでいただき、ありがとうございました!

1時間ほど、コンポストのお世話や植栽のお手入れを終え、ついにお楽しみにの夕涼み会がスタート!

私たちのガーデンで採れたバジルを使ったバジル塩麹パスタ、採ったその場できゅうりを加えて完成するポテトサラダ、トマトやバジルのオープンサンド、赤紫蘇ジュース・・・・などなど。

Farm to Table!自分たちで作った野菜を食べる幸せをみんなで噛み締めました!

元々は「初めまして」の方が集まり、始まった「こもれびコンポスト部(仮)」ですが、半年活動を続け、こうやって食卓(?)を囲むと一気にファミリー感が出てくるのが不思議。

こうやって自分が暮らす地域に知り合いが増えるのもまた嬉しいことです。

担当:小林

9月11日(金) 曇り時々雨

雨がぱらつく空の下、こもれびコンポスト部の「収穫祭」を開催しました。

約20名もの方が足を運んでくださり、出入自由・雨天決行というゆるやかな会にもかかわらず、終始賑やかな時間になりました。

今年の4月、「屋上でコンポストなんて本当にできるのか?」と半信半疑で始まった実験。この日はその答え合わせの日でもありました。

当たり前ですが、屋上は大地には繋がっていません。発酵において水分量はとても重要な要素で、地面に直接触れていれば湿度の調整もしやすいのですが、屋上のコンクリートの上ではそれが難しくなります。

しかも今回扱うのは、家庭でのコンポストとは桁違いの量の植物残渣。果たしてうまく発酵していくのか、少し不安がありました。

そんな屋上でしたが、東京のど真ん中なのにこの場所は非常に恵まれた環境でした。堆肥の材料になる植物残渣、コーヒーグラウンズ、米ぬか、腐葉土——そのすべてがすぐ近くで無料で手に入るからです。

さらに都会ならではの問題もありました。家庭で使い終わった古い土を捨てようとしている人がたくさん居るのです。ゴミとして収集してもらえず、公園や街路樹に捨てることも禁止されていて、行き場のない古土を抱えて困っている人が都会には少なくないのです。

そこで私たちは、知り合いやSNSを通じて地域の方々からそうした古土を譲ってもらい、土を再生させるところから始めました。結果、その土でしっかり植物を育てることにも成功しています。

実は屋上には、コンポスト容器が3つあります。

第一号は6月8日から熟成期間に入りました。熟成期間とは、発酵を落ち着かせてじっくり堆肥に仕上げていく期間のことで、この間は新しい材料を投入しません。

その一方で第二号には、新たな植物残渣を投入し始めました。そして8月4日、熟成中だった第一号の温度が下がっていることを確認——発酵の勢いが落ち着き、堆肥として完成したサインです。

地面がなくても、屋上でも、ちゃんと土は生まれる。半年間かけて、その証明ができました。

さて、ここからは収穫祭当日の様子をお伝えします。

コンポスト二号の蓋を開けると、なんとキノコが顔を出していて、それを混ぜると湯気が温かい空気と共にあがり、その場は大盛り上がり。

微生物が発する熱や湯気を実際に手で感じてもらったり、完成した堆肥に触れてもらったり、シソやバジルを収穫してもらったり——「土のある暮らし」を五感で体験していただきました。

室内に戻ってからは、屋上で採れた野菜を使ったささやかなごちそうタイム。

赤シソジュースやハーブウォーター、 バジル塩麹のパスタ和えや大葉の醤油漬けは大好評でしたが、中でも手作りのゆかりには皆さん一様に驚いていたのが印象的でした。「これも屋上で採れたシソから作ったんです」と話すと、驚きの声があちこちから。

半年間の歩みをスライドで振り返りながら、これまで公募していなかったメンバーを、この日から正式に募集することに。早速4名の方がその場で入部を決めてくれました。

こもれびコンポスト部の一番の魅力は、決まったルールや運営の指示に従うのではなく、それぞれが「やってみたいこと」を持ち寄り、知識を出し合いながら一緒につくっていけるところだと思っています。それが楽しくて仕方ありません。

実験期間はひと段落しましたが、こもれびコンポスト部の物語はここからが本番です。

担当:小佐野

【駒沢みんなのイベントカレンダー】

『今日の駒沢』編集部

駒沢エリアの情報を発信するウェブマガジンの編集部です。駒沢大学駅に隣接した商業ビルの運営・施設管理・テナントへの賃貸業務を26年、株式会社イマックスが、駒沢エリアに住む人、働く人、活動する人…とたくさんの市民の方々と一緒に運営しています。「駒沢こもれびプロジェクト」を通じて、駒沢エリアに関わるすべての方々に役立つ情報を発信しています。