
人の手に届けられずに
廃棄されてしまうロスフラワー。その花と、誰かの日常をつなげる駒沢の花屋「#flowership」が、
2025年11月、新しいお店をオープンします。今回募集するのは、#flowershipの新店舗を
一から一緒に盛り上げてくれるスタッフです。未経験でも、大丈夫。
お花を愛し、お客さまに寄り添う気持ちがあれば、
きっとハッピーに働けると思います。
もっと気軽に、花を楽しむ文化を、
駒沢に根付かせたい
駒沢大学駅から駒沢公園へ向かう自由通りの途中に、
モダンさと、温かなぬくもりを感じる、
花屋「#flowership」の看板が見えてきます。

店内に入ると、目に飛び込んでくるのは、
たくさんのビビッドな花たち。
#flowershipでは、この花のすべてを、お客さん自らが触って選ぶ、
「ビュッフェ」スタイルで楽しむことができます。

ここで扱う花は「ロスフラワー」と呼ばれ、
消費者に届く前に、廃棄されてしまう予定だったもの。
市場で売れ残った過大在庫となった花など、一度も使われず、人の手に触れられていない状態で、廃棄となってしまう花が実際にあります。そんな花を買い取り、販売しているのが、#flowershipです。
「野菜を食べて健康になるように、花を飾って心が健康になっていく。もっと気軽に花を楽しむ文化を広げていきたいという思いで、花屋を始めました」
そう話すのは、#flowershipの代表を務める塚田茉実さんです。

「わたしは幼少期と高校時代を海外で過ごし、そこで、ごく自然な形で生活に花があるという暮らしの豊かさを感じました。
彼らは週末、市場やスーパーで野菜を買うように、花屋に立ち寄り、一輪を買って帰ります。それが子どもの頃からのルーティンなんです。アメリカのバレンタインデーでは男の子が、好きな女の子に花を贈り合います。その日は学校中が花で溢れかえるんですよ」
そんな原体験を経て、2021年、駒沢に「#flowership」をオープン。以降、ハレの日だけでなく、いつでも花が生活の近くにあるという景色を、提案しつづけています。

「駒沢は地元で、愛着がある場所です。お店を通して、仕事帰りに顔を見せてくださり、好きな花を一本買っていかれる方、犬のお散歩がてら立ち寄り、花を愛でにいらっしゃる方、毎週末店頭のブーケを買ってくださる方など、豊かな関わりがたくさん生まれています。
こうして常連さんが増え、少しずつ駒沢に花を消費する習慣が浸透していっているのが何より励みになっています」

いちばん尊敬する人に、出会えました
花を通して、人と、地域との繋がりを広げる。
#flowershipでその架け橋を担う一人が、スタッフの白井咲良(しらい さら)さん。
「働くのが楽しみで、最初の頃は終業が近づくと「もう終わっちゃうの?」 って思っていました(笑)」と白井さんは言います。

「本当に毎日、仕事が楽しくて! 新卒から2年間ここで働いていますが、嫌だと思ったことは一度もありません。お店は基本ワンオペで、最初に伴走してくれたあとは、なんでも任せてくれます。おかげで『自分のお店だ』という気持ちも湧いてきますし、すごく成長できるなあと思っています」
ひとりでお店に立ちながら、自由な発想でなんでもやってみる。
それを「いいね!」と言ってくれる環境が、#flowershipにはあります。

「最近、近所のお店に『お花を飾らせて!』と急に売り込んだことがありました(笑)その縁から、本当に生け込みに行かせていただくことになって。初めて自分で取ってきた仕事なので、とても楽しくやりがいがあります。こんなふうに自分らしく仕事することを、応援してくれる代表には感謝と尊敬しかないです」
その話しぶりからは、塚田さんや#flowershipへの想いが次々と溢れてくる。「友人たちにはよく『毎日ハッピーそうだね』と言われます(笑)」と白井さんは続けます。
「スタッフはみんなすごく明るくポジティブで、全てのことに『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えてくれます。特に塚田さんは、どんなことも悪く言わないですし……とにかく大好きです。一番尊敬できる人に出会えたなって思います」

ブーケを仕上げ、お客さまに手渡す瞬間が、
いちばん幸せ
白井さんとともに働く、もう一人のスタッフが、榮 早耶香(さかえ さやか)さん。
榮さんは、10年間、羽田空港のグランドスタッフとして働いたのち、新しいステップとして#flowershipで働き始めました。「このドアを開けた瞬間から幸せです」と話します。

「羽田空港でのやりたい仕事は全部やり切って、そろそろ区切りをつけたいと思っていたときに、たまたま#flowershipの求人を見つけました。
当時、駒沢に来る機会はめったになかったのですが、どうしても行ってみたくなって、友人たちと駒沢で遊ぶ予定を立てました。でも居ても立ってもいられず、予定の一週間前に、#flowershipをひとりで訪ねたんです(笑)」
その後一時間も滞在して楽しんだという榮さん。いちばん衝撃を受けたのは「お花を、好きに触ってくださいね」とスタッフから言われたことだったという。
「たいていの花屋では、花が痛むという理由で触ることはできません。手に触れて、自分の好きなように選べる時間がすごく嬉しく、一気にファンになりました。
ご縁をいただいて、いまでは大好きな空間で、花の手入れをしたり、ディスプレイをしたり、常連のお客さまとお話をしたり…….。全部の瞬間が楽しいです」

この仕事の面白さは「即興性」だと、榮さんは続けます。
「#flowershipは『こんなブーケを作りたいから、こんな花を仕入れよう』ではなく、どんな花が来るか分からない状況で、ブーケを作る必要があります。さらに、そこにお客さまのご希望や好みを織り交ぜていく。
それがやっぱり初めのうちは難しくって。塚田さんの作ったブーケから、花を一本一本撮影して勉強したり、他の花屋さんで開催されているブーケづくりのワークショップに参加したりして、自分のレパートリーを増やす努力もしました。
依頼されたブーケを仕上げて最終チェックする瞬間、お客さんが喜ぶ瞬間は、とくに幸せを感じます」

「塚田さんは、経験が少ないわたしのことも信頼して、初めの頃からいろいろと任せてくださいました。おかげで楽しく仕事ができて、本当にありがたいなといつも思っています。
白井さんとは歳が離れているんですけど、それを感じないくらいしっかりしていて。『あ、そんなこともできるんだ』と新たな発見が日々あります。スタッフ全員に対して尊敬できる部分がたくさんあることも、ここで働き続けたいと思える理由のひとつです」。
人それぞれの生活に寄り添った、
花束を差し出す
最後に、再び塚田さんの話へ。「誰がきても、いつでも心地良い接客。#flowershipでは、それがいちばん大切です」と、塚田さんは語ります。

「店員が誰であっても、いつもその場所の心地よさは変わらないお店ってありますよね。そんなお店が、わたしの理想なんです。白井さんも榮さんもキャラクターはそれぞれ違いますが、#flowershipがつくりたい心地良さを体現してくれています」。
そんな心地よさを生み出すために大切にしているのは「とにかくお客さまに合わせること」だそう。
「変わったブーケが欲しいと言われたら、極力理想に合ったものを作りますし、家に猫がいるから、ユリ科とキク科は絶対入れないでと言われたら、その中で美しい花束をつくる。そのお客さまは何が好きで、何を大切にしているか。どんな空気感が心地いいか。瞬時に観察して、花を通して提案することを大切にしています。
選べないお花の中で、そんな接客を実現できるようになれば、どんな花屋さんに行っても通用すると思いますよ(笑)」。
なんだかハードルが高そうにも見えますが、
未経験者に対しても、やさしく明るく伴走してくれるのが、#flowership。
お花への愛情を持ち、前向きな気持ちで仕事をしたいと思う人に、
ぜひ仲間になってほしいと思います。

【募集要項】
株式会社DESiRE TOKYO
募集職種:
(1) アルバイト(正社員相談可)
時給1200円
仕事内容:店頭での接客、花の管理、ブーケやアレンジメントの作成、イベント時の出店対応、装飾サポート等
※基本的には、一人でお店に立っていただきます。
勤務場所:
駒沢新店:上馬3-18-7(2025年11月以降)
勤務時間:
店舗営業時間:11:00~19:00(変更可能性有り)
営業前の準備時間~閉店までの間で、シフト制
休日休暇:
・駒沢新店:施設の休みに準ずる
・希望休考慮
・年末年始休暇
応募資格:
・経験者優遇
・未経験者OK
応募期間:
2025/6/12~2025/6/26
採用予定人数:
複数名
選考プロセス:
まずは下記「問い合わせ・応募する」ボタンよりご連絡ください。
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#flowership公式サイト:https://flowership.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/flowership_official/
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