
『鹿港』(ルーガン)の最初で最後の挑戦! 肉まんのために、こんなめんどうなことをする店はほかにない【後編】<テナントインタビューその①>
駒沢大学駅前の商業施設に入るローカルテナントのひとつ「鹿港(ルーガン)」の店主・小林貞郎さんのインタビュー。前編に続き、今日は後編です。
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ーー台湾で約2年学び、修業の地を店名にした「鹿港」を2003年に開業。そのとき、なぜ世田谷を選んだのですか。
【小林】 もともと世田谷区で育ったので。上町は下町っぽいところが気に入っていました。でもどの不動産屋も「肉まん屋?」と門前払いですよ。これもご縁なのですが、たまたま一軒、親身になってくれた不動産屋の方がいて。
ーー駒沢の店構えや内装も楽しみです。紆余曲折、迷いもあったと伺いました。
【小林】そうなんですよ。最初、駒沢は若い人向けのオシャレで今っぽい店にしようと思っていたんです。でも、いや、やっぱり何か違う、と思い直しまして。上町の雰囲気そのままに急遽内装を変更しました。うちにはオシャレはやっぱり似合わないですよね(笑)。
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はじまったばかりの「今日の駒沢」に来てくれてありがとうございます。